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敷地は、下北沢の中心から少し離れたところに位置する。
クライアントの希望は、
親世帯の古い家屋を壊し、
2世帯住宅にして親世帯、子世帯(夫婦+子供2人)の計6人で
住みたいということだった。
ご主人は一級 建築士で、
おおまかなプランニングはスケッチされていたため、
その提案をもとに地階にご両親の居住スペース、
1階に夫婦と子供達の寝室および 水廻り、
2階にLDKおよび上部にロフトを設けた。
各階は、中庭的なテラスをもつ屋外階段でつながっている。
構造は、一般的なツーバイ材と硬質木毛セメント板を
パネル化することで、搬入や建方のコストを削減した。
外壁は、法規に準じて網入りガラス、 FRP、鋼板、断熱材
そして木材を場所によって重ね合わせた。
レイヤーを幾重にも重ねた外壁は、
素材の組み合わせや厚み、そして間の空気層を調 整することで、光や熱を繊細に調整する役割をし、快適な住環境を創り出す。
ブリーズソレイユのような光の調整。
外壁面にレイヤーを重ね、空間の密度・深度を増し、
質感の変化を促すという方法論の一例である。
photo by Makoto Yoshida

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