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箕面の住宅
大阪府が事業主体となって開発された北摂に位置する箕面森町。
多世帯共生、環境共生、地域共生を掲げた昨今急激に開発が進んでいる。
その里山のふもとににある高低差3mの敷地に計画した。
周辺に広がる豊かな自然環境のcontextを解読し、取り込むことを意識し、
「方向性を持たせない」ことをコンセプトとした計画とした。
敷地に対して、どこが表でどこが裏といった一般的な解ではなく、
道路境界線/敷地境界線/遊歩道に対して等価な配置、及び等価なデザインとした。
3mの高低差も宅地造成することなく、その元ある高低差を自然に取り込み、
3mの高い敷地に建物を乗せることで、ピロティ、車庫に利用することとした。
クライアントは、60代の奥様と2人の娘さん。
各々のご要望を吸い上げていく過程において、
各々の個性を十分に引き出された空間を配置した。
クライアントご家族が、これから先もずっとこの住宅を
大切に、楽しんでお住まい頂けますように。
photo by Yohei Sasakura
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